「農林61号」は、日本の西南暖地で長く栽培されてきたコムギで、日本だけでなく東アジアを代表するコムギ品種です。
この度、当社代表取締役社長の瀬々が参加する「農林61号ゲノム解読チーム」が、「農林61号」のゲノム配列についてde novo assemble解析を無事に終え、ゲノム配列を得ることができました。
このゲノム配列の公開に先立ち、農林61号ゲノム解読チームでは、ナショナルバイオリソースプロジェクト（NBRP）の情報センターである 国立遺伝学研究所・川本研究室に、本ゲノム配列検索用Blastサーバーの構築を依頼し、同研究室管理の下、運用を開始しております。
必要情報を下記のサイトより事前登録いただくことで、データをご利用いただけますので、ぜひご活用ください。
農林61号BLASTサーバーに関する注意事項
農林61号ゲノム全体の解析の権利は、Toronto合意に基づき、農林61号ゲノム解読チームならびに国際コムギ10+ゲノム解読コンソーシアムが有します。
また、blastには以下の制限が設定されています。
- 論文公開前のデータへのアクセスとなりますので、Toronto合意に承諾してください。登録サイトにご登録いただくことで、ご承諾いただいたものとさせていただきます。
- 検索用のクエリシーケンスについては先頭から2000文字までを受け付け、それ以上の文字数を入力された場合は先頭から2000文字までを使用します。
- 一定のアクセス制限を設定しています。
- 同時実行数は理論上最大8です。
農林61号BLASTサーバー使用登録について
ご興味をお持ちの方は、以下のサイト（googleフォーム）より必要情報を登録の上、ご利用ください。
登録後、数日内にご登録いただいたメールアドレス宛にパスワードをお送りいたします。
なお、登録作業にお時間をいただくため、PWのご送付には数日程度の猶予をいただきます。
直ちにPWが発行されなくてもエラーではありません。ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。
お問い合わせ先
お気付きの点などございましたら、京都大学・那須田先生（ nasushu[at]kais.kyoto-u.ac.jp ）までご連絡ください。
