Humanome Eyesを利用した製菓・製パン・調理分野の学生向けAI体験講座のプレ授業が実施されました

2022年3月10日(木)に、製菓・製パン・調理業界を牽引する人材育成に取り組む学校法人大和学園・京都製菓製パン技術専門学校(本社:京都市右京区、以下「大和学園」)で実施された、当社が開発する物体検知AI構築ノーコードツール「Humanome Eyes」を取り入れたAI体験講座の様子を見学させていただきました。

製菓・製パン・調理分野の専門学校生向けAI教育カリキュラムを共同実施します
株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀬々 潤、以下「当社」)と学校法人大和学園・京都製菓製パン技術専門学校(本社:京都市右京区、校長:田中幹人)は、当社が開発する物体検知AI構築用ノーコードツール「Humanome Eyes」を用いた専門学校生向け教育カリキュ…

今回の授業は、AI・DX初学者に向けて大和学園様と共同開発を進めている、自分ごととして捉えやすい実学的なハンズオンカリキュラムを試験的に実施したものです。学生役として大和学園の教職員の皆様に受講いただき、授業内容の検証をしました。

本カリキュラムの受講対象は、製菓・製パンを中心とする調理技術を専門的に学ぶ専門学校生です。普段AI・DXに触れる機会の限られる学生が、AIは誰にとっても身近な技術であると感じられるよう、授業で取り扱うデータとして、学生さんが実際に作成したクッキーの画像を利用した内容となっています。

講師は大和学園の先生が担当し、私たちは授業内容のチェックと、質疑応答タイムの回答を担当しました。学生役としてご参加いただいた職員の皆様は、学生さん同様、普段の業務でデータ解析やAI構築などを扱う機会は多くはないとのことでしたが、今回のカリキュラム受講を通じ、調理現場でのAI利用の形を具体的にイメージいただけたようでした。授業後に実施された質疑応答は大変活発で、様々なシーンでの利用想定が数多く提案されていました。

一般的なAIの講義は、まず最初にプログラミング言語や数学の入門からはじまります。この専門的な過程をノーコードツールが担うことで、AIがどのような場面で役立つのか?など、現場の実務者が考えるべき点を最優先で受講者へ伝えることが可能となる、ということを改めて実証できたように感じています。

また、実務者がAI構築を担当することで、実務者の「現場勘」がAIに実装されていく様子も目の当たりにしました。さらに身近で、誰にとってもわかりやすいカリキュラム開発に向けた多くの知見を得る機会となりました。

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