イルミナ株式会社イベント「多因子疾患における個別化医療実現への取り組み」登壇のお知らせ

2018年12月7日(金)に東京コンファレンスセンター・品川にて開催されます、イルミナ株式会社の主催イベント「多因子疾患における個別化医療実現への取り組み」に、当社代表取締役社長の瀬々が登壇いたします。

このイベントでは、多因子性疾患の解析に関する機械学習技術の開発や応用の現状と問題点にスポットをあてつつ、今後の展望や、我々ヒューマノーム研究所の取り組みのうち、多因子性疾患に関連するプロジェクト等についてご紹介させて頂きます。
ご興味のある方は是非ご参加ください。

2019/02/05 追記

当日の講演内容について、イルミナ株式会社様HPでご紹介いただいております。
よろしければご覧くださいませ。

開催概要

主催

イルミナ株式会社

イベント名

「多因子疾患における個別化医療実現への取り組み」

日程

2018年12月7日(金)13:30 ~ 17:30(受付開始 13:00)

参加費

無料

会場

東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 4F)

公式HP

多因子疾患における個別化医療実現への取り組み
~ 環境要因の寄与が大きい多因子疾患に対し、個別化医療、個別化予防の社会実装に向けての現在の成果、将来の展望 ~

当日の当社講演内容

登壇日時

2018年12月7日(金) 16:45 〜 17:25

登壇者

当社代表取締役社長 瀬々 潤

タイトル

数理統計・機械学習を利用したゲノム・医療情報解析の現状と展望

要旨

個別化医療をにらみ、100 万人を超える規模の大規模コホートが実施され、得られたデータの解析に関する報告が続いている。今までの解析で、単因子に起因する表現型の解析は進んでいる一方、多因子性疾患に関する解析は、進展はしているものの、費用対効果を考えた時に、期待には届かない状況なのではないだろうか。
この問題を打開するため、一つの方策として Polygenic risk score など人類遺伝学独特の統計量を定義した解析が提案され、利用が広がっている。もう一つの可能性として、近年ブームとも言える人工知能技術~深層学習をはじめとする機械学習技術の応用に期待が寄せられている。
人工知能技術を多因子性疾患解析に利用する場合の応用は主に3つあり、現状の解析同様に変異群から表現型を予測すること、より詳細な層別化を実施すること、オミクス層を超えた多層オミクスの解析を実施することである。
本講演では、人工知能・機械学習の概要からスタートし、多因子性疾患の解析に関する機械学習技術の開発や応用の現状と問題点を述べ、最後に今後の展望と、我々ヒューマノーム研究所の取り組みのうち、多因子性疾患に関連するプロジェクトを紹介する。

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