製菓・製パン・調理分野の専門学校生向けAI教育カリキュラムを共同実施します
株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀬々 潤、以下「当社」)と学校法人大和学園・京都製菓製パン技術専門学校(本社:京都市右京区、校長:田中幹人)は、当社が開発する物体検知AI構築用ノーコードツール「Humanome Eyes」を用いた専門学校生向け教育カリキュラムを実施します。
製菓・製パン・調理業界を牽引する人材を育成に取り組む大和学園の学生に対し、ノーコードツールによるAI構築を組み合わせた授業を実施します。実務へのAI導入を授業内で体験することで、AIを活用した企画立案に携わるDX人材の輩出を目指します。
本共同実施詳細
コロナ禍において製菓・製パン・調理業界を取り巻く環境は大きく変化し、非対面サービスへの対応に加え、流行状況に応じた人員調整も必須となりました。このような変化に対し、課題解決策としてのDXに興味を持つ経営者が増加し、飲食業界のDXは加速度的に進みました。飲食店に対するデジタルツールの導入率は2021年時点で62.3%となっており(※)、今後もDXによるコロナとの共生・サービスの高付加価値化が進むと見られます。
このことから製菓・調理分野に携わる人材へのAI教育は急務と考えられます。
一方で、現在の製菓・製パン・調理を学ぶ専門学校では、AIやDXなどを学ぶ一般教養に割く時間が少ないのが現状です。一般的なAIの講義はプログラミング言語や数学の入門からはじまり、一定期間を要します。これらの授業をカリキュラムとして取り入れるには、本来学ぶべき専門知識の学習時間を削らねばならず、現実的ではありません。そこで、難しい理論なしでAI構築できるHumanome Eyes の利用により、実用的なAI開発の短期講習を可能にしました。
Humanome Eyes を利用した本授業では、自作のAIで自作のお菓子等を認識する体験を通し、AI構築の楽しさと難しさや、AI開発のベーシックな流れを学習します。学生のうちに実務へのAI・DXの導入をシミュレートすることで、これらの技術を活かした業務効率化や、新しいレシピやサービス立案の担当者育成を目指します。
今後は、これらの体感型授業を通じて、AI・DXの実際を知るAIネイティブ人材を増やし、顧客の体験向上と製菓・製パン・調理業界の発展に寄与します。
文中補足
※ 飲食店経営者のDXに対する興味・関心と導入状況の実態調査
株式会社ヒューマノーム研究所
「人間とは何かー」 最先端人工知能(AI)技術の開発・活用と、健康のあり方を変えるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することにより、人間とそれを取り巻く環境を理解し、個々が自分らしく楽しく暮らせる健康社会を実現する研究所です。
所在地 | 〒104-0045 東京都中央区築地2-4-10 SAテンハウス2階 |
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代表者 | 代表取締役社長 瀬々 潤 |
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事業内容 | ヒトやヒトの理解に向けたAI・データ解析技術の研究開発、生体・環境計測によるDX推進に関するAI技術支援・共同開発、AI開発普及に向けたノーコード環境開発 等 |
学校法人大和学園
学校法人大和学園は京都市内に4つの専門学校と生涯学習・産業地域支援事業を運営する高等教育機関です。専門学校事業では「栄養、医療・福祉、調理、製菓・製パン、食育、ホテル、ブライダル、ツーリズム」分野の職業教育を提供し、専門知識と技能やホスピタリティマインドと人間力を兼ね備えたスペシャリストを養成しています。
校名 | 京都製菓製パン技術専門学校 |
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所在地 | 〒616-8083 京都市右京区太秦安井西沢町4番5 |
代表者 | 校長 田中 幹人 |
URL | |
事業内容 | 2018年4月、京都・太秦の地に移転し新キャンパスを開学。withコロナ時代を生き残る製菓衛生師の養成を目指し、徹底した衛生管理にこだわり、食を扱うプロを養成している。2021年度より、VR(仮想現実)を活用した職業教育プログラムの新規開発にも着手。産学連携を推進し、ホスピタリティや食文化教育の普及、製菓技術の発信、メンタルの強化など多角的なアプローチを実施し、VR教材の開発と実証実験を行っている。 |
学校法人大和学園グループ | 京都栄養医療専門学校 |
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