知的財産ポリシー

2021年9月1日 制定・施行

株式会社ヒューマノーム研究所

代表取締役社長 瀬々 潤

株式会社ヒューマノーム研究所(以下「当社」)は、研究・技術開発の成果である知的財産を当社の重要な資産と考えます。当社は、自社の知的財産を広く社会還元することの重要性を鑑み、以下の方針のもと、研究・開発結果に基づく知的財産の創出・管理・活用を推進し、社内の管理体制を整備します。なお、本ポリシーは社会情勢や当社の環境変動に応じて、適宜見直しをはかります。

知的財産の創出・活用

  • 当社は、事業・技術戦略に基づく知的財産の創出を積極的に推進するとともに、事業の保護と成長に貢献する新たな知的財産の獲得に取り組みます。
  • 大学・研究機関・自治体・企業など、外部機関との研究交流を積極的に実施することで、当社の教育ならびに研究開発の質の向上を図ります。
  • 当社は、発明者や創造的活動に携わる者の職務が、その重要性にふさわしいものとなるよう、適切な処遇を整備します。
  • 当社の知的財産を社会に還元し、更なる効果を生むべく、技術コンサルティングを通して研究・開発結果の普及促進を図ります。

知的財産の管理

  • 当社は、当社の研究開発活動を通じて獲得した新たな知的財産に対し、法令および社内規約に従い、創出に関わった関係者の個人・組織情報と共に適切に管理します。
  • 当社は、第三者の知的財産権を尊重し、毀損や侵害が生じないように配慮します。
  • 当社が保有する知的財産権の侵害があった場合には、その侵害者に対して適切な法的措置をとって対応します。

管理体制の整備

  • 当社は、知的財産管理部門として、知的財産の尊重・保全管理ならびに研究倫理教育の徹底と研究資金の適切な管理を責務とする担当役員・社員を配置します。
  • 知的財産に関する専門的知識等を要する案件については、必要に応じて外部専門家に判断を依頼します。
  • 知的財産は情報セキュリティおよびコンプライアンスと深く関連するという認識のもと、これらに関する教育や啓発活動を通じ、当社役員・社員の知的財産に対する理解を深め、不正行為等の発生を防止します。
  • 知的財産権にかかる「行動規範」「情報提供・管理」「利益相反行為」については当社コンプライアンスポリシーに即した確認を実施します。