2026年10月23日(金)に、群馬県・Gメッセ群馬で開催される第54回日本放射線技術学会秋季学術大会にて、当社代表取締役社長の瀬々が共著者として携わった共同研究が口述発表されます。演題は「CT colonography スカウト画像における腸管内 air 領域抽出」です。本研究は、国立がん研究センター中央病院・渡辺裕一先生らとの共同成果となります。
CT colonography(大腸を調べるCT検査)において画質を確保するには、撮影の前に腸管内のガスがどのように分布しているかを把握しておくことが重要です。この把握にはスカウト画像(位置決めのための画像)が用いられていますが、従来は観察する人の判断に依存していました。そこで本研究では、撮影前の品質評価を支援することを目指し、腸管内のガスの分布を客観的に評価するための基礎的な検討を行いました。
具体的には、CT colonographyの撮影前に取得するスカウト画像から、腸管内の空気の領域を自動で抽出する深層学習モデルを構築し、その性能を調べました。画像の中から特定の領域を切り出すセグメンテーションという深層学習の手法のうち、U-Net系のモデルを用いて、大腸と小腸の中にある空気の領域を抽出しました。
本研究は、撮影前の品質評価の標準化や、再撮影のリスクを減らすための支援技術として、発展が期待されます。
当社は今後も、医療・生命科学分野におけるデータ解析技術の研究開発を通じて、科学の発展と社会課題の解決に貢献してまいります。
発表情報
学会名
発表日時
2026年10月23日(金)9:20〜10:00(セッションの時間帯)
会場
Gメッセ群馬 第2会場(〒370-0044 群馬県高崎市岩押町12-24)
演題名
CT colonography スカウト画像における腸管内 air 領域抽出(演題番号 O-018、口述発表)
発表者
土岐 颯士、三宅 基隆、大河 勇斗、瀬々 潤、近藤 啓介、志村 一男、谷崎 洋、渡辺 裕一
セッション名
画像工学(CT)
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