
株式会社リバネス様の「超異分野学会」運営に参画する立場・役回りの異なるメンバーを対象に、チームの「今」を行動科学で読み解く診断サービス「RIDEループ for Project」を実施しました。
数百名規模の研究者・新規事業開発者が集まる学会運営チームにおいて、一人ひとりの出会いの質を最大化し、共創を加速させるための、よりきめ細やかなリレーション構築に注力する段階を迎えていました。
当社は、「RIDEループ for Project」を用いて、この複雑な運営構造における価値創出のレバレッジポイントがどこにあるのかを特定。プロジェクトの進化に向けた具体的な行動変容案を提供しました。
インタビュー(リバネス・武田様)
今回の診断を進めていく中で考えたことはありましたか
強く意識しているのは「プロジェクトチームの行動を変える」ために、超異分野学会とその周辺サービスをどう属人化しない仕組みにしていくかという点でした。これは結局、運用の工夫というよりも、プロダクトそのものの設計や仕組みに帰結する話だと思っています。
学会運営業務については、みんながきちんと回してくれているし、マニュアルも整っています。ただ、営業活動や、企画開発には毎年「山場」があり、タイミングによっては、チーム内外のコミュニケーションも詰まりやすい。
また、「参加者のケアをもっと良くできないか」「参加者ケアのマニュアルを作ろう」といった議論も出ましたが、若手が参加者ケアを担うには、単に手順を書く以上に、観点や考え方を整理するための時間が必要だと感じています。
加えて、話していく中で、セッションなどの企画を作る部分は、磨き込みの余地が大きく、検討が長くなりやすいという気づきもありました。頭の中では少しずつ構想が育っている一方で、その構想を形にすることが難しいという感覚があります。
RIDEループのレポートはどのように役に立ちましたか
レポートについては、僕は「考える材料」が欲しいタイプなので、すごく助かりました。言語化が深まるというより、「そうだよね、ここはもう少し意識して確認したほうがいいよね」と、論点がはっきりしました。
モヤモヤが100個くらいある中で、3点くらい「これこれ」と絞ってもらえると、そこから進めようと思える。プロジェクトをより効果的に運営するための後押しになります。
一方で、行動変容は別問題です。
今回のプロジェクトでは、行動を変えるための一手が重い。ただ、その「重さ」があるところほど、課題の中心に近いのではないでしょうか。チームとしても、手を入れづらい部分です。RIDEループの提案で示された方向性を「まずは一度試せるワンアクション」にまで分解できると前に進められるはずです。レポートで得られる納得感と、その先で動かす難しさは別物ですから。
結局、行動変容は「そうだよね」で終わらせずに、仕組みを作って、回せる形にすることで初めて続く。そこをきちんと設計していきたいですね。
課題と対応
課題
- 数百名規模の多様な参加者への、きめ細やかなリレーション構築
- 常に進化し続ける多様なプログラムと、高い運営クオリティを両立させるための運営構造最適化対応
対応
- チームの高い意欲を現場の行動へ繋げるためのボトルネックが「準備段階の情報共有の不足」にあることを特定
- 現場の負担を増やさずに、個々の熱意を確実に「参加者ケア」の質へと変換する施策提案
プロジェクト情報
| 関係機関 / お取引先名 | 株式会社リバネス様 |
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