当社は、以下の共同研究・共同プロジェクトに参画しています。
これらを通じ、最先端の人工知能技術の開発や、その生命科学研究への応用に積極的に取り組んでまいります。
㈱メタジェン、㈱AMI、㈱リササーナ 他
ヒューマノームラボは、さまざまなウェアラブルデバイスを活用することで、よりよい日常生活へアプローチするプラットフォームサービスです。
健康関連データを長期かつ継続的に取り続けることで、これまで健康をはかる主な指針であった健康診断等とは違った側面から、計測参加者の健康状態や変化を目に見える形としてお伝えします。
本サービスは、これまでにさまざまな企業とサービス化に向けた共同研究を行っています。
国立長寿医療研究センター、産業技術総合研究所、武田薬品工業㈱ 他
AMED「患者層別化マーカー探索技術の開発/医療ニーズの高い特定疾患・薬剤に対する患者層別化基盤技術の開発」にて、製薬企業やアカデミアとの共同研究を実施しています。当社は潜在疾患マーカーを同定するAI技術・統計解析手法の確立と検証を担当しています。
ユニ・チャーム株式会社
AIによる乳幼児の行動・生育状況の把握
月齢の低い乳幼児の行動・生育状況の把握は、乳幼児の健やかな成長に必要不可欠です。これらの情報は保育者が逐一記録していましたが、育児をしながらの観察作業は忙しい保護者にとって大きな負担となります。
当社は、乳幼児の日常的な行動・生育状況を自動で記録・予測することを目的とし、ユニ・チャーム株式会社様が開発した乳幼児の行動計測センサーの計測結果を基にAI解析を実施しました。その結果、乳幼児の行動記録の自動化・生育状況の可視化を実現しました。今後は、お子様の安全を確保と、親御様や保育士の不安やストレスを減らす技術開発の両立を目指します。
㈱NTTデータ、有人宇宙システム㈱、宇宙システム㈱ 他
当社は、一般社団法人SPACE FOODSPHEREを代表機関とするコンソーシアムに参画し、他の参画機関との共同で、高度資源循環型食料供給システムとQOLマネージメントシステムの実証モデル開発、およびこれらの実証に必要となる共創型実証基盤の設計宇宙食料領域のQOLマネージメントシステムに関する研究開発を進めています。
国立がん研究センター
当社は診断精度向上や創薬に向けた機械学習手法の開発研究を目的とし、国立がん研究センターとの共同研究を行っています。
当社のオミックス統合解析に関する人工知能技術と、国立がん研究センターの豊富なオミックス情報・臨床情報・およびこれらに対する知見を融合することにより、課題とする「マルチオミックスデータを統合解析する人工知能技術の研究」において、大規模オミックス情報の統合的かつ横断的な解析を目的とした、人工知能技術の研究開発を進めます。
東京医科歯科大学
AIを活用した「外科医の手技習得育成システム整備」と「術中の医療ミスを避けるサポートシステム」の開発に向けた共同研究を東京医科歯科大学と実施しています。
この提携を通じ、胃癌に対する低侵襲手術(腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術)における膵周囲切離ライン(膵臓領域)の予測を実施し、AIが術者の補助となる可能性を示す結果を得ています。
東京医科歯科大学
行動予測・フィードバック提案機能を搭載したアルコールや薬物依存の方のセルフモニタリングを支援する行動変容促進アプリの開発とその社会実装を目指す共同研究を東京医科歯科大学と実施しています。
様々な制約に捉われずに誰もが健康に過ごせる社会実現を目指し、アルコール・薬物使用者(物質使用障害者)に対して行動変容に関するフィードバックを提供するモデル構築を担当しています。
エーザイ株式会社
エーザイ株式会社と疾患ゲノムに対する人工知能等を用いた高度な解析法の開発と医学・薬学研究の推進を目的とした共同プロジェクトを実施しています。
ライフサイエンス分野応用に関する先端の人工知能技術を有する当社と、豊富な医療知識およびバイオマーカー開発技術を有するエーザイが協力することにより、疾患ゲノム情報の解析を介して医療発展に有用な成果の創出に取り組みます。
株式会社ニューロスペース
株式会社ニューロスペースとの共同で、未だ解明されていない人間の睡眠の謎について解明する生体計測プロジェクト「SleepTech Lab」を実施しています。
当社の人工知能解析技術と、ニューロスペースの睡眠ビッグデータと観測技術・解析アルゴリズムを融合し、睡眠と人間のあらゆる行動の関連性について研究開発を進めます。
株式会社リバネス
本来可視化できない「心」に関する情報の体系的かつ定量的な取得方法の構築・蓄積とその解析を目的とし、株式会社リバネス・サイキテック研究所との共同研究を実施しています。
当社のヒトの理解に対する統合解析技術と、サイキテック研究所の心理学領域情報を融合した統合解析プラットフォームを構築することで、心に関する研究開発とその社会実装に取り組みます。