AI・DX専門コンサルテーションサービス『Humanome Concierge』提供開始のお知らせ

株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀬々 潤、以下「当社」)は2021年3月31日より、お客様がお持ちのAI・DXに関するお悩みに対し、コンサルテーションと解析の両面からサポートするサービスパッケージ『Humanome Concierge』(ヒューマノーム・コンシェルジュ、以下「本サービス」)の提供を開始します。

仮説検証を繰り返すアジャイル型開発を採用し、AI・DX事情に精通する研究者・エンジニアチームが短期間で具体的かつ質の高い開発方針を提供します。複数回の仮説検証による目標の適宜修正を可能とし、結果として全体の開発期間短縮や精度向上を実現します。既にデータ・AIモデルをお持ちの場合、第三者による診断用途としてもご利用いただけます。

Humanome Concierge 商品ページ

https://humanome.jp/activities/concierge/

新型コロナウイルスの感染拡大は、私達の生活だけではなく、ビジネスにも多大な影響を及ぼしました。コロナ禍においてはデジタルを活用した事業変革が求められますが、実現可能性を評価する情報科学・データサイエンスの知識を持つ人材の確保は困難を極めます。

AI・DX(※1)開発は、特徴として開発過程に大きな不確実性の存在があり、開発は必ず成功するとは限りません。この特質を踏まえ、AI/DX開発にはトライアンドエラーと、目標設定の見直しを繰り返しながらゴールを目指すアジャイル型が用いられます。本サービスではアジャイル型によるデータ検証・解析を実施し、お客様に検証結果の判断軸となる「質の高い仮説」を提供いたします。

本サービスは、お客様の「何をしたいか?」を最優先に、2年間で100件超の案件に関わった経験を有するAI・データ解析分野の専門家チームが、AI開発の特性を踏まえたコンサルテーションを実施することで、AI・DX開発の成功率を高めます。また、当社が開発するデータ可視化・AI構築ノーコードツール(※2)(物体検知AI構築ツール「Humanome Eyes」、データサイエンス統合ツール「Humanome CatData」)のProプランを半年間無料でご利用いただけます。前処理(※3)・可視化など、これまで専門知識なしにはできなかった工程を、ツールを用いてお客様に担当いただくことで、実証回数の確保とコスト低減を実現しています。

あわせて、開発の序盤で「データの味見」を担当する2週間の短期開発を組み合わせたプランもご用意しました。弊社において実際にデータの手触りを感じることで、より解像度の高い仮説構築・費用時間設定を実現します。

当社は本サービスの提供により、慢性的なAI・DX人材不足の解消を促し、スピード感のあるビジネスへのAI・DX実装サポートを積極的に進めてまいります。

用語説明

  • ※1 DX:デジタルトランスフォーメーション。データやデジタル技術を活用することで、組織・ビジネスモデル等を変革し、競争優位性を確立するための企業の取組。
  • ※2 ノーコードツール:プログラミングをすることなく、アプリやモデルなどを開発できるツール。作成にあたり、プログラミング言語やハード構築などの知識は必要としない。
  • ※3 前処理:解析・AI構築に用いる生データを整え、加工する作業。データ解析の7〜8割は前処理に割かれるとも言われ、価値ある解析結果のためには欠かすことができない。

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