共同研究・開発

collaborative research 1

当社の「研究開発」とは?

デジタルデータによる業務効率化を成功させるには、開発に入る前の段階で、課題設定・ゴールまでの設計・効果検証などをどう進めるかの判断と、それを支える専門知識が求められます。

私たちはこれまで多様なクライアントと、さまざまな研究開発に取り組み、幅広い「AI技術+専門知」で本質的な課題を解くノウハウを得てきました。
この力を活かし、AIモデル開発だけでなく、みなさまがまだ形にしきれていない構想や課題の整理から伴走し、技術選定・検証・実装に向けた研究設計まで参画します。

提供サービス

  • 手持ちの解析データやプログラムを活かして、納得できる成果へつなげたい
  • AIを使って取り組みたいテーマがたくさんあるので、現実的なゴールに落とし込みたい
  • 生命科学の専門知識を取り入れることで、確かな研究設計や実行体制を整えたい

「研究に使えるデータやアイデアはあるのに・・・」と、お悩みになったことはありませんか?

このような構想を実現するため、私たちはみなさまとともに「研究」します。
課題の言語化から仮説立案、実験設計、論文化や社会実装まで「なにを、どう解き、どう価値を生み出すか?」 をチームとして考え、以下の流れで技術に落とし込みます。

共同研究の進め方

提供サービス概要

課題の言語化・現状把握

研究の起点となる問いや仮説についてお伺いします。背景や制約条件も含めて要件を定義し、どのような技術や視点が活かせるかを検討します。

データ・技術の見極め

お手持ちのデータを可視化・分析し、研究に適した追加データや解析技術を検討します。目的にあわせてAI以外の手法も視野に入れ、最適な研究計画を設計します。

PoC・効果検証

仮説に基づいた小規模検証(PoC)を行い、研究計画の方向性について効果検証します。また、結果を踏まえた問いの再設計や方針の見直しも実施します。

開発・実装・運用支援

検証結果をもとに、本格的なAIモデル開発やシステム化に取り組みます。社会実装を視野に入れた効果検証や運用支援についてもご相談ください。

事例紹介

当社がこれまで携わってきた研究開発事例をご紹介します。
医療・生命科学分野だけではなく、衣・食・住などの生活系分野まで、人の生活に関わるデータ解析を幅広く承っております。
現場でのデータ取得や実験設計、社会実装など、解析前後で必要となる工程についてもワンストップで対応いたします。

提供サービス概要
toyotahome

トヨタホーム株式会社様、株式会社リバネス様、ソーラーテック株式会社様

オフィスや店舗などの非住宅案件向け構造計算支援システムの開発を担当しました。構造解析業務で繰り返し実施される部材の修正や最適化作業を、AI とAI エージェント技術を利用することで大幅に効率化し、設計から施工までのリード […]

詳しく見る
image40

経済産業省様、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構様

経済産業省とNEDOが主導する事業「GENIAC」の一環として、創薬のための生成AI基盤モデルを開発しました。

詳しく見る
E382B9E382AFE383AAE383BCE383B3E382B7E383A7E38383E38388202025 10 142013.40.26

第一三共株式会社様、株式会社リサ・サーナ様、株式会社ニューロスペース様

国内最大の女性がんサバイバー向けSNSの利用者にご協力いただき、日々の生活を客観的に評価する指標についての探索と、この研究に類似する研究に応用可能な研究基盤構築を目指し、異なるテーマを設定し、計2回の共同研究を実施しまし […]

詳しく見る
5f4a5375d59cd606eaa5861c5df55547 640x360 1

国立がん研究センター東病院様

国立がん研究センターのスタッフ様・関係者の皆様を対象に、AI解析を医療活動で利活用するための院内教育として開催されている全カリキュラムの開発と講義実施を2022年から担当しています。AI解析を医療活動で利活用するための基 […]

詳しく見る
image63

環境省様

現在、環境省が各地で実施している花粉飛散量は、プレパラートに付着した花粉粒子数を目視で数えることで測定しています。この測定方法をAIで代替する場合に必要となる諸条件を検討するため、花粉画像のデータセット作成や画像解析手法 […]

詳しく見る
image59

酪農学園大学様

食肉衛生検査におけるAI画像診断技術の導入可能性に関する検討支援を実施しました。と畜検査にAI技術を活用するにあたっての基盤調査として、撮影環境・対象臓器・データ収集方法に関する課題を整理。教師データ収集とアノテーション […]

詳しく見る
image96

大手食品メーカー様、大手交通系企業様

食品摂取による生活影響を探索するウェアラブルデバイスデータを活用した生活習慣改善の効果検証に向け、データ取得と解析基盤の構築を担当

詳しく見る
image64

介護テックベンチャー様

温湿度・VOCなどの環境センサー信号を用いた、排尿/排便の識別性能を高める仮説設計・データ観察・特徴量設計・モデル評価を支援

詳しく見る

よくあるご質問

手元のデータが少なくても相談できますか?

はい、可能です。お預かりしたデータの量・品質・取得条件を確認し、ご希望の施策を実現するための必要となる精度や示唆が得られるかを専門家が評価します。その上で、追加取得が必要か、別のアプローチが適切かを含めてご提案します。NDA(秘密保持契約)の締結にも対応しています。

解析だけお願いすることは可能ですか?

もちろんです。データの内容について専門家の見解を聞きたい、という段階のご相談も承ります。すでに解析プログラムをお持ちの場合などは、その妥当性評価も行っています。

AI以外の解析手法にも対応していますか?

はい、対応しています。統計解析・モデル化・ルールベース・数理最適化など、AI以外の手法についても検討したうえで、目的やコストに応じた解析手法をご提案いたします。

まだ課題が固まっていない段階でも相談できますか?

はい、できます。構想や課題が曖昧な段階からご相談いただけます。背景や制約を整理し、要件定義や研究計画の設計を行います。もちろん、その後のプログラム開発や社会実装計画まで伴走することもできます。

PoCにはどれくらいの期間がかかりますか?

テーマによって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月程度が目安となります。現在お持ちのデータ量や準備工程、実施目的によっても期間が左右されますので、まずはお気軽にご相談ください。

医療データや機微データを扱う場合の安全性はどう確保されますか?

多くの研究開発プロジェクトでは、お客様が運用されている高セキュアな閉域環境へ当社が接続し、専用端末やアカウントを用いて作業します。
このため、データは常にお客様側の環境内に留まり、外部に移転されることはありません。
病院・官公庁・大手企業との共同研究でも同様の体制で運用しており、各組織のセキュリティポリシーに準拠して解析を行っています。

無料相談会のご案内

まずは今のお悩みを
お聞かせください

「まだ課題がまとまっていない…」「一緒に考えてくれる人がほしい…」

そんなみなさまのために、当社はAI導入に関する無料相談会を実施しています。
情報科学・生命科学の専門知識を持つエンジニアが、構想や課題についてお伺いいたします。
下記フォームより、お気軽にお申し込みください。

研究実績

私たちは専門知識を現場へ実装するため、パートナーの皆さまと研究開発に日夜取り組んでいます。
得られた知見は、学術論文・学会発表・公的事業を通じて公開しており、科学的な妥当性と説明責任を伴う形で社会に還元しています。

共同研究事例

共同研究事例

遺伝子・健康情報・農業・建築など、人々の営みから生まれる多様なデータを研究しています

研究・メディア実績

研究・メディア実績

私たちの研究開発活動の一環として外部公開した論文・学会発表や各種媒体への掲載実績をご紹介します

採択・認定実績

採択・認定実績

公的プロジェクトへの参加や各種認定を通じて、社会課題に向き合う研究・技術開発を推進しています

関連ブログ(note)

関連事業

サービスに関するご相談は
いつでもお声がけください

通常のお問い合わせはこちら

お問い合わせ
TOP
目次