ビジネス会議の運営課題の診断と改善提案

rideloop Innoqua

株式会社イノカ様のビジネス会議に参加するメンバーを対象に、チームの「今」を行動科学の観点から可視化する診断サービス「RIDEループ for Project」を実施しました。

会議で決めたことや依頼したことが、実行へと移りにくい。この課題感を出発点に、当社はメンバーへのアンケートをもとに現状を整理し、期限と目的の明確化、月1回の振り返りといった行動変容案をご提案しました。今回は、診断後の取り組みと、サービスへのご意見をうかがいました。

インタビュー(株式会社イノカ・勝西様)

レポートを受け取ったとき、チームではどのような反応がありましたか

点数が出た最初のうちは、かなり盛り上がりました。「ここは0点だ」と、みんなで話題にしたのを覚えています。ご提案いただいた「期限を決める」「目的を明確にする」にも、「それはそうだよね」と納得できる内容で、実際にレポートで提案されていた改善案に取り組んでみました。

ご提案を続けるうえで、難しかったのはどのような点ですか

実際に数回は取り組んでみたものの、日々の業務スピードが速い中で定着させるのが難しく、継続には至りませんでした。繁忙期に『目的を決めよう』と新たなタスクとして声をかけると、通常業務との両立が難しく、負担に感じられる場面も出てきました。
一つひとつは小さな提案でしたが、私たちのような少人数で動くベンチャーの規模感だと、実行リソースを割くのが難しいと感じられるときがありました。月1回の振り返りの場も、続けるのは簡単ではありませんでした。

決めたことを実行に移せるようになるには、朝「おはよう」と言い合うところから開始して、できたら次に進む。それくらいの小さな一歩からはじめてもいいのかもしれません。会議のゴールを決めても、議論が盛り上がると忘れてしまうので、その日のゴールを紙に書いて、1か月続けられたら提出する、という形も考えられそうです。

また、ほかの会社が最初に何から始めたのかを聞けるだけでも、参考になります。そうした事例が蓄積されると、組織づくりの相談にもつながると思います。

続けていくために、どのようなサポートがあるとよいと思いますか

伴走型がよいと思います。商談や会議などに一緒に入って、実践できているかを定点で追ってもらって、フィードバックしてもらえたら、腑に落ちやすいです。
点数を返してもらえる仕組みも、続けやすさにつながります。会議の音声を録って、4〜5回分をレポートにして送ると点数が返ってくる。それだけでも嬉しいです。やったことがうまくいっているのか、いないのかが返ってこない。健康診断のように「3点が5点になった」「忙しくて4点に下がった」と追えるとよさそうです。

半期に1回や、繁忙期の切り替わりのタイミングでフィードバックがもらえると、売上のように外から見える評価と並べて「中はどうだったか」をみんなで振り返るきっかけになります。習慣と同じで、1回できなくても、また戻ってこられることが大事です。ジムのように「もう一回戻そう」と思えるきっかけがあるとよいと思います。

RIDEループは、どのような組織に向くと感じましたか

大企業よりも、日々目まぐるしく変化するベンチャーに刺さるサービスだと思います。私自身も成長過程にあるベンチャーにいるので、同じようなフェーズの企業にこそ使ってほしいです。
RIDEループが磨かれていけば、組織の課題を専門家でなくても、もっとリアルタイムに扱えるサービスになると期待しています。

課題と対応

課題

  • 定期的に振り返る場が少なく、決定事項の実行状況を確かめにくい
  • 議題が派生し、会議の焦点が定まりにくい

対応

  • 診断で見えた課題に1つずつ対応し、会議のスタイルを大きく変えずに始められる改善策を提案
  • 会議の現状を段階ごとに点数で示し、停滞のある段階を特定

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